MR’s buddy-MRの仕事、スキル、モチベーション、やりがい等

怒りのメカニズムと対処法

 

あなたは一日でイライラすることは何回あるでしょうか。私は同じような出来事でも、日によってイライラする時と笑って流せる時があります。この違いは何でしょうか。それは「心の余裕があるかないか」の違いです。

 

良く使われるコップの例で考えてみます。コップを心のキャパシティーだとすると水はストレスや疲れ、不安といったネガティブな感情です。水が溜まっていないうちは心のキャパシティーに余裕があるので、大概のことは問題なく過ごせます。

 

しかし、コップに水が溜まって心のキャパシティーが満杯に近くなると些細なことでイライラするようになります。更に水を注ぐとコップから水が溢れてしまいます。そうなると、心の余裕がなくなった状態ですので、怒鳴ったり物にあたったり、何かしらの「行動」に出るようになります。これが怒りのメカニズムです。

 

では水を溜めないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。残念ながら、水を溜めないようにすることは無理です。ストレスや疲れ、不安といったネガティブな感情は生活していると必ず生まれてくるものだからです。

 

水が溜まらないようにすることは無理ですが、溜まっていく水を少しずつ抜いていくことは出来ます。水を抜いていく方法の一つとして、ポジティブな感情を強化するというものがあります。言い換えると、ネガティブな感情をポジティブな感情に置き換えていくのです。水はストレスや疲れ、不安といったネガティブな感情です。それをポジティブな感情に置き換えることで、水を溜まりにくくしていくのです。

 

相手を思いやることが重要

 

ネガティブな感情をポジティブな感情に置き換えるとはどういうことか、私の経験を元にお話ししていきます。

 

私の上司で、急に1~2日後までに資料を作ってくれという指示を頻繁にする上司がいました。上司なりの事情がいろいろあるのでしょうが、私は私で仕事のスケジュールがあります。時間に余裕があるときはいいのですが、忙しい時に急に言われると正直イラッとします。

 

何故イラッとするかと考えると、「忙しいのにもっと早めに言えよ!」というストレスであったり、「こっちは疲れているのだ!」という体調の問題であったり様々です。その多くはストレスや疲れといったネガティブな感情によりイラッとします。

 

仕事の量や自分の体調等、身の回りの現状は絶えず変化しています。その現状によってネガティブな感情は必ず生まれてきますので、多少イライラするのはしょうがないことでもあります。

 

しかし「いつも上司は急に資料を作ってくれという指示を出すけど、前は私の代わりに資料作ってくれたな」とか「私の取引先に同行して助けてくれたな」とか、上司のポジティブな面に着目すると少しイライラが収まってきます。つまり、ポジティブな感情がネガティブな感情を調和し、水抜きをしてくれているのです。

 

自分の警告ラインを把握しておくことも重要

 

私の上司の例のように、ネガティブな感情をポジティブな感情に置き換えて水抜きをすることが大事なのですが、そう簡単にうまくはいきません。先ほど申しましたように、仕事の量や体調等、自分の身の回りの現状は絶えず変化しているので、疲れやストレスという水の量も絶えず変化しています。気付かないうちにコップは満杯でイライラ…なんてことも良くあります。よって、絶えずイライラいしないようにするということは無理です。必ずイライラすることはあります。

 

そこでポジティブな感情で水が溜まらないように意識することに加え、どうしても溜まってしまう水が溢れそうだという警告ラインを意識することも重要になってきます。

 

そうすれば水が溢れる前に早めの対処が可能となりますので、水が溢れた状態である怒鳴ったり物にあたったりするという「行動」に至らずに済むようになります。その警告ラインとは「考え方が何事においても自己中心的になっているかどうか」です。

 

上記の例ですと「もっと早めに言えよ!」とか「こっちは疲れているのだ!」という感情は自己中心的な考え方です。相手の事情や感情は全く無視しています。もしかしたら上司もたった今部長から言われたことかもしれませんし、講演会で遅くまで仕事をしていたのかもしれません。

 

それに対し「前は私の代わりに資料作ってくれたな」とか「私の取引先に同行して助けてくれたな」という感情は相手の本当の事情や感情から外れていたとしても、なるべく理解するように努めています。

 

つまり、水が溢れそうになっている時は自己中心的になり、水が溜まっていない時は周りに気を配ることが出来るのです。自己中心的かそうでないか…この警告ラインを意識する事が出来れば、怒鳴ったり物にあたったりすることはなくなります。

 

人間は基本身勝手なものです。私ももちろんそうです。正直な思いを相手にぶつけることが必要な場合もありますが、大概は人間関係を悪くする方向に進みます。

 

特に怒りは最悪です。自己中心的になり、相手の意見を受け入れようとしない状態になります。それでは相手との人間関係を悪くしかねませんし、お互いの生産性も低くなります。

 

上記のような怒りのメカニズムとその対処法を理解しておくことで、円満な人間関係を構築することが大切です。

Sponsored Link

 

Sponsored Link


 

関連ページ