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話さなくて良い、聞くだけで良い

 

仕事をしていると、面談回数の多い医師であれば週に2~3回話す機会があると思います。面談回数が多くなると、話すネタに困ることもしばしばあります。その時、あなたならどうするでしょうか。

 

話すネタは自分で探すのではなく、相手から提供してもらうもの

 

ニュースで時事ネタを探したりすることもあるでしょう。私の場合、時事ネタ等で話すネタを探したりしません。ネタは相手から提供してもらうものだと考えているからです。

 

相手のことを良く理解していて、このネタはヒットすると分かっているネタであれば、こちらから切り出すこともあります。例えば、釣り好きの先生であれば「今は○○(魚の名前)のシーズンみたいですね。釣りに行かれるんですか?」というネタを振ると、趣味の話ですので話が続きやすくなります。

 

しかし、他の時事ネタ等は、こちらから切り出すことはしません。相手の興味がない内容だと一瞬で話が終わってしまうからです。

 

過去の私は、自分から話をしないといけないと思い込んでいました。今日のニュース等の情報を集め「今日は○○のニュースがありましたね」と、頑張って話題を医師に振っていました。しかし、その話が一瞬で終わり、その後の沈黙に困った経験が何度もあります。あなたも似たような経験があるのではないでしょうか。

 

どうすれば雑談等の会話がスムーズにできるのでしょうか。その為には「相手の興味があるネタを相手から提供してもらう」ことが重要です。

 

つまり、こちらから「今日は○○のニュースがありましたね」と特定されたネタを振るのではなく、「今日のニュースで先生が面白いと思ったニュースは何ですか」と相手からネタを提供してもらうのです。そうすると、相手が面白いと思ったネタが話題になりますので会話が弾みやすくなります。

 

会話の主導権は相手にあります。相手からネタを提供してもらうと、相手に会話の主導権を握らせることが出来ます。その結果、相手からはスムーズに言葉が出てくるので会話を継続させる事が出来るのです。

 

しかし、一言でネタは相手から提供してもらうといっても、相手から話しかけてくれることの方が少ないです。そこで「今日のニュースで先生が面白いと思ったニュースは何ですか」のように、ネタを提供してもらう質問を相手にする必要があります。その質問を考える上で重要なことを下記に記載します。

 

ネタを提供してもらう為に重要な項目

 

  1. 名詞(芸能人の名前やゴルフ・野球等)を出さず、わざと抽象的な質問にする(Ex.休日はどのように過ごされていましたか?等)
  2. あまり抽象的すぎると相手も答えに困ってしまうので、曜日や時間帯等の限定的な要素も組み入れる(Ex.休日のお昼はどのように過ごされていましたか?等)
  3. 「急に何聞くんだ?」と警戒心を抱かせないように、その質問をする背景や理由を入れる(Ex.私は休日のお昼に子供と公園で遊んでいたのですが、先生は休日のお昼はどのように過ごされていましたか?等)

 

以上の3点を意識すれば、大体ネタを提供してもらう質問が出来ます。例えば「昨日の夜、4歳の子供と絵本を読んで遊びました。先生はお子さんが4歳の時の楽しい思い出はどのようなものがありますか?」というイメージです。

 

「先生はお子さんと絵本を読んで遊んだことがありますか?」と具体的に質問すると「ない」で終わってしまうケースもあります。しかし「お子さんが4歳の時の楽しい思い出は…」とわざと抽象的な質問にすることで、答えの幅を持たせるようにしています。

 

また「お子さんが4歳の時の…」のように、4歳という限定的な要素を加えることで「お子さんとの楽しい思い出は…」と幅が広すぎる質問をするよりも答えやすくなるように工夫しています。

 

そして、自分の「昨日の夜、4歳の子供と絵本を読んで遊びました」という文言を冒頭に加えています。そうすることで「このような理由があるから、先生にこのような質問をしているのです」という理由づけをすることが出来ます。

 

これで不審に思われたり、警戒されることなく会話のネタを提供してもらう為の質問をすることが出来ます。

 

私が上記のような質問をすると「私も絵本をたくさん読んでいました。あの頃は楽しかったですよ」とか「絵本は読んでいませんが、公園には良くいきました」という答えが返ってきます。そこから「先生も絵本を良く読まれていたんですね。どのような絵本か覚えていらっしゃいますか」とか「公園良いですね!どのような遊具で遊んでいましたか」のように追加の質問をすることが出来ます。

 

こちらが頑張ってしゃべる必要はないのです。質問をして相手にしゃべってもらうだけで会話は継続します。そして、相手がしゃべった会話の中にネタが潜んでいます。

 

例えば、上記の「公園には良くいきました」という答えから、公園というネタを探し出します。すると「公園良いですね!どのような遊具で遊んでいましたか」と、更に質問をすることが出来ます。その答えが「やっぱり4歳なのでブランコが多かったですね」という答えが返ってきたとすると「私の子供もブランコ大好きですよ。私もブランコ大好きでした(笑)。先生が子供の頃も、遊具で遊ぶことが多かったんですか」と、更に質問して相手にしゃべってもらうのです。

 

話し上手は聞き上手という言葉があります。頑張ってネタを探して話す必要はありません。相手の話を聞いて、質問するだけでいいのです。話を聞いてくれる人には、相手もいろいろと話したくなるものです。自分の話はせずに、相手に会話の主導権を握らせてたくさん話してもらってください。それだけで会話は成立します。

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