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どうしても自分と相手を比較してしまう時の対処法

 

仕事でもプライベートでも人間関係は切っても切り離せないものです。社内で嫌な上司や先輩はいるでしょうし、担当施設内でも嫌な医師やコメディカルの方もいるでしょう。

 

しかし、その人たちを避けることは出来ません。上司であれば報告業務等があるので嫌でも付き合っていかなければなりませんし、担当医師であれば実績を伸ばす為に会いに行かなければならないからです。

 

それは分かっていても、嫌だと思っている人たちと付き合っていくことで仕事に対するモチベーションが下がったり、やりがいを見失ったりする人は多いです。

 

自分と相手の境遇を比較する事にメリットは少ない

 

嫌な人と付き合っていくことが人間関係の辛いところですが、好きな人と付き合っていくことも人間関係の辛いところでもあります。

 

例えば、好きな人とは仕事の出来る先輩だと仮定します。自分と仕事が出来る先輩を比較して「あの人のように仕事が出来たら…」と先輩を羨ましがったり、「自分はあの人のように出世するのは無理だな…」と自分を卑下してしまったりしたことはないでしょうか。

 

人間という生き物は自分と相手の境遇を比較して、相手よりも自分の優位性を感じたいと思っています。それが、好きな人であるはずの仕事が出来る先輩と自分を比べることによって、自分の優位性を感じられなくなるのです。

 

その結果「あの人のようにならなければいけない」と逆にプレッシャーとなったり、「あの人のようにはなれない」とモチベーションが下がってしまったりという何らかのマイナス効果が現れるのです。

 

例え、自分が相手よりも境遇が優っていてもマイナス効果が現れます。自分が相手よりも役職が上であったり、実績が上だったり、給料を多くもらっていたりして境遇が優っていたとします。

 

そうすると、自分が相手よりも役職が上であれば、自分の意見を押し通そうとすることがあります。自分が相手よりも実績が上であれば、自分のやっていることの方が正しいと相手の意見に耳を傾けないことがあります。自分の意見を押し通そうとしたり、相手の意見に耳を傾けなかったりすれば、良い人間関係を構築することは出来ません。

 

つまり、好きな人や嫌いな人、老若男女問わず、自分と相手の境遇を比較することが、何らかのマイナス効果につながるということです。

 

自分と相手の境遇を比較して「なんであの人が上司から認められるんだ」とイライラしたり、「自分は認められないかもしれない」と悩み苦しんだりします。そのような時、あなたはどうするでしょうか。友達に愚痴ったり、友達と遊んだりして忘れるという方が多いのではないでしょうか。

 

しかし、それでは根本的な解決にはなりません。人間はという生き物は自分と相手との境遇を比較して、相手よりも自分の優位性を感じたいと思っています。つまり、人間である以上、自分と相手の境遇を比較してしまうことは避けられないからです。

 

仏教用語の「空」から学ぶ

 

では、どうすれば良いのでしょうか。どうせ比較するのであれば「どんな人でもみんな一緒」と同率比較すれば良いのです。

 

例えば、紙を燃やすと灰以外の大部分は消えてなくなってしまいます。人間も火葬すると骨以外は消えてなくなってしまいます。消えてなくなった部分は、どうしてなくなるのでしょう。そもそも人間を含め、目に見えているすべてのものはどのようにして目に見えているのでしょうか。

 

人間を例にとってみます。人間はたくさんの細胞によって形作られています。細胞は様々な分子から形作られており、分子は酸素等の元素から成り立っています。つまり、目に見えない数多くの元素の集まりが人間だと言い換えることが出来きます。ほこりはほとんど目に見えませんが、集まると目に見えるようになるのと一緒の原理です。

 

人間を含めた虫や植物等の森羅万象が、OやHといった元素からできていると言えます。つまり、極論を言うと、元素の観点から見れば、世の中の全てのものはみんな一緒の存在なのです。

 

そう考えてみるとどうでしょうか。有名企業の社長であれ、一般人の私であれ、嫌だなと感じるあの人であれ、みんな一緒の存在だと思えてきませんか。みんな一緒の存在なので自分と相手を比較して羨ましがったり、自分を卑下したりする必要もありません。

 

このように考え方を変えてみると、少し心の余裕が出来てきませんか。心の余裕が出来ると嫌だなと感じる人でも理解してみようと努めてみたり、対応を変えてみたりしようかなという気持ちになってきます。

 

この考え方は、私が担当していた医師から学んだ考え方です。私は仏教徒でも何でもないので、上記の「空」に対する私の理解は間違っているかもしれません。私からすれば、間違っているかどうかはどうでも良く、その考え方をどのように自分に活かすかが重要なのです。

 

私はこういう考え方をするようになってから、かなり心が落ち着いたことを覚えています。人と比較して羨ましがったり自分を卑下したりする必要もなく、長所短所含めてありのあまの自分で良いなという気持ちになりました。

 

そして、嫌だなと感じる人に対しても自分と一緒の存在だと考えると、そこまで嫌だなと感じなくなりました。その結果「ここが良いところだな」「私がこうしたら良い関係が築けるかもしれない」と違う観点から嫌だなと感じる人を見ることが出来るようになりました。その結果、その人に対する接し方が変わり、少し関係が改善された経験もしてきました。

 

如何でしょうか。自分と相手を比較して、「自分もあの人のようになるんだ!」とか「負けてられないからもっと頑張ろう!」というプラス効果になる方もいます。それがずっと続く方ばかりだといいのですが、失敗したりモチベーションが下がってきたりすると、「やっぱり無理かもしれない…」とか「もう頑張るのをやめようか…」というマイナス効果に転じる方が大半なのです。ずっと走り続けられる方はごく稀です。

 

だからこそ、「空」の考え方を取り入れるのです。かなり抽象的でイメージだけでの話になってしまい恐縮ですが、考え方の一つとして参考になれば嬉しく思います。

 

あなたはあなたです。ありのままの自分をさらけ出しても、仲良く付き合っていける人は必ずいます。コミュニケーションスキルを身に付ける一環として、まずはこのような方法で心の調整から試してみては如何でしょうか。

 

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