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モチベーションの低下は現実と理想のギャップから生まれる

 

この記事を読んでいるということは、MRとしてのモチベーションが低下しているからでしょう。一生懸命MRとして頑張りたいと思っているからこそ、壁にぶつかり、悩み苦しむことも多いです。その悩みを解決する為に、本を読んだりインターネットで調べたりして試行錯誤されているのではないでしょうか。

 

しかし、それでも解決しない場合はどうしたらいいのでしょうか。その時は「ありのままの現実を受け入れる」ことをお勧めします。

 

自分の中の理想と現実をしっかり把握する事が重要

 

まず、なぜモチベーションが下がるのでしょうか。その理由の1つとして「自分の理想と現実の間にギャップがあるから」です。

 

自分の理想とは、自分の夢と言い換えることもできます。例えば「今は30万/月の収入だけど、仕事を頑張って100万/月以上にする」とか「誰も伸ばしたことのない施設だけど自分が絶対伸ばしてやる」とかです。目標と言っても良いかもしれません。

 

現実とは、今自分が置かれている現状の事です。例えば「100万/月以上にする為には課長以上にならないといけない…何年かかるんだ」とか「誰も伸ばしたことのない施設を伸ばしたいけど、伸びないまま2年が経ってしまった」とかです。理想というものは大小問わず現実よりもランクが高い場合がほとんどです。

 

もし上記のような理想があるならば、実現に向けてどのように行動するでしょうか。例えば、30万/月の収入を100万/月以上にするためには、まず実績を上げる必要があります。では実績を上げる為にはどうしたら良いでしょうか。営業スキルを磨いたり、自社医薬品の知識を幅広く習得したりする必要があるでしょう。

 

しかし、その努力とは裏腹に、担当施設の実績が思うように伸びないとしたらどう感じるでしょうか。「30万/月の収入を100万/月以上にするために、こんなに頑張っているのに実績が伸びない…」と、理想と現実の間にギャップを感じるでしょう。このギャップを感じたときにモチベーションが下がるのです。

 

モチベーションが下がって苦労した若手時代

 

ここまでの話ですが、恥ずかしながら私の過去の経験を元に話をしています。具体的に私の例を提示していきます。

 

私は早く出世したいという気持ちが強い方でした。7時半には会社に着き、会社を出るのは10時頃、通勤も平均1時間以上かかるので、家で過ごす時間はご飯を食べる時と寝る時だけでした。入社二年目で結婚しましたが、上記のような仕事の仕方をしていたので、嫁の話もあまり聞いていませんでした。嫁が話しかけてきても、疲れて心の余裕もないのでつまらなそうなに話を聞いていました。嫁には本当に申し訳ないことをしたと思っています。

 

MRは営業なので、実績が伸びても1年過ぎると新たな目標がのってきます。いくら伸ばしても翌年や翌々年には伸び続けていない限り、目標が達成できずに問題施設に早変わりします。理想は実績を伸ばし続けて早く出世することですが、現実は実績を伸ばし続けることが出来きずにいました。この理想と現実のギャップに苦しんでいたのです。

 

悩み苦しんでモチベーションも下がっていた私が取った方法こそ「ありのままの現実を受け入れる」というものです。

 

「自分の実力はこれで、結果がこれだ。数字が伸びなくても死ぬわけじゃない。一回落ち着いて現実を受け入れよう。そしてまた一からやり直そう」と言い聞かせたのです。すると、ふっと気持ちが楽になったことを覚えています。

 

精神療法にも応用されている「ありのまま」という考え方

 

「ありのままの現実を受け入れる」という方法は、森田療法という精神療法に似ています。森田療法は神経症圏(不安障害、強迫性障害等)やうつの患者さんだけではなく、ターミナルケアの一部としても活用されています。この考え方は自分自身のマインドを調整する方法として大いに役立ちます。

 

怒りやストレス等々のネガティブな感情は、自分が「こうありたい」「こうなるべき」という理想と、理想に追いつけていない現実とのギャップから生まれてくるものです。

 

例えば、かっこいい外車に乗っている人を見たとします。すると、「あんなかっこいい外車に乗りたいな〜。。乗っている俺ってかっこいいよな〜。。」と自分の理想を想像します。しかし、現実は「でも、そんなお金ないよな〜。。実績上げてボーナス多くもらいたいけど、今の実績じゃな〜。。」となります。

 

「外車に乗っているかっこいい自分」という理想と、「かっこいい外車に乗りたいけど、乗れるほどのお金を持っていない自分」という現実の間にギャップが生じます。

 

すると、「あんな伸びにくい施設を持たせている上司が悪いんだ!」とか「そもそもこんな会社にいるから俺は評価されないんだ!」というネガティブな感情が芽生えてくるのです。

 

そのネガティブな感情が、「どうせ頑張っても伸びない施設持っているんだし、今日もサボろ〜。」とか「会社の上は使えない奴ばっかだな。。転職でもしようかな〜。。」というモチベーション低下に影響してくるのです。

 

つまり、自分の理想はさて置き、「(自分や環境を含めた)ありのまま現実を受け入れる」ことが出来れば、ネガティブな感情が生まれてくる確率を極端に少なくすることが出来るのです。ネガティブな感情が減ってきたら、モチベーションが下がることも少なくなってきます。

 

自分を労り、元気付けてあげることも大切

 

この方法は前に進んでいくことを諦めてしまうような後ろ向きな方法に捉えられるかもしれませんが、そうではありません。この方法により、一度落ち着いて初心に返るのです。そして、視野を広げて、どうしたら問題が解決するのか考える時間をつくる為の方法だと理解してください。

 

例えば、上記の外車の例であれば、「今の実績じゃ外車は無理だな。。でも、今まで頑張ってきて伸びてきた施設もある!また一から勉強して頑張って実績伸ばそう!そうして、2年後の今頃には外車買うぞ〜!」というイメージです。

 

ずっと前を向いて行動し続けられる方は本当に素晴らしいですし、羨ましいと思います。残念ながらその体力と心の余裕が私にはありませんでした。必ずどこかで中折れします。

 

そういう私の特性上、ありのままの現実を受け入れることで理想のハードルを少し落としたり、過去の自分と今の自分を比べて成長できているのかどうかを考え直したりする時間を作っています。そうしてマインドを整えた後に、また前に歩みだすのです。

 

人間は、頑張っていない人ほど頑張っている人を笑う傾向にあります。逆に頑張っている人は、頑張っている人を見ると自分も頑張らなければと感化されるか、一緒に頑張ろうと励ましてくれます。ありのままの現実を受け入れること以外でも、頑張っている人や尊敬できる人と、愚痴ではなく「こうやって自分は頑張っていっている」とか「自分の夢はこうだ」と前向きな話をすることもモチベーションを上げる有意義な時間となります。

 

モチベーションが高く、ポジティブに走り続けていられる間は問題ありません。しかし、疲れた時やしんどい時は自分の理想と現実のギャップを理解し、ありのままの現実を受け入れてください。そして休息も取りながら、自分を労わり、元気が出てきたら、また歩きだしましょう。

 

 

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