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「慣れ」をうまく利用する

 

こちらの記事で「慣れ」のメカニズムとはどのようなものか記載しました。この理論だと、私が医師から勧められて購入した健康グッズや運動用DVDもやり続けていれば慣れて続けることができたはずです。しかし、実際はやる気マンマンで始めても、その健康グッズと運動用DVDは埃を被っています。

 

私が続けられなかった理由は、急にデコボコの砂利道を車で全力疾走したからです。すぐに車が壊れて動かなくなってしまったのです。恥ずかしながら三日坊主の典型です。そうならない為にも、砂利道をコンクリート道にして、1車線を2車線にして…と段階を踏んでいかなければなりません。

 

神経回路に例え直すと、神経回路が細く神経伝達もままならない状態なのに全力で運動し始めた結果、脳がオーバーヒートしてしまったのです。砂利道をコンクリート道にするように、神経回路も徐々に太くしていかなければなりません。1車線を2車線にするように、神経伝達スピードが速くなるように少しずつ調整しなければいけないのです。

 

道路の例や神経回路の例のように、目標を達成する為には急に全力疾走するのではなく、段階を意識して徐々にやっていかなければならないのです。

 

その初期段階として「手間を極限まで省く」「日常的行動の一部に組み入れる」の2点をお勧めします。つまり、目標を達成する為の行動に脳を慣れさせる方法は、慣れさせたい行動を起こす為の手間を極限まで減らし、日常的行動の一部にその行動を組み入れることが大切なのです。

 

運動用DVDを例に取ります。運動用DVDを流す前に、運動着に着替えて、テレビつけて、DVDデッキの電源をつけて、再生してというように運動を始めるまでにいくつかの手間がかかります。運動用DVDを見て運動することに疲れてくると、この手間が面倒くさくなります。

 

また、運動用DVDは実施する為の時間を作らないといけません。最初はそれでも頑張ってやりますが、2~3回目頃には「今日は時間が遅いから」とか「今日は仕事で疲れたから」とか、自分を正当化してサボろうとします。そして、いずれやらなくなります。

 

運動着に着替えて…という手間が面倒くさくなる、「今日は仕事で疲れたから」と自分を正当化して運動用DVDを見る時間を避ける、これが、いわゆる砂利道を全力疾走して車が壊れた状態です。

 

言い換えると、神経回路が細く神経伝達もままならない状態なのに全力で運動し始めた為、脳がオーバーヒートしてしまい運動用DVDを見て運動する事を拒絶しているのです。

 

車が壊れたり、脳がオーバーヒートしてしまうと、目標を達成する為の行動を諦めてしまします。そうならないように、運動用DVDの例だと、運動着に着替える等の手間を極限まで減らし、運動用DVDを見る時間を日常的行動の一部に組み入れることが重要なポイントなのです。

 

手間を極限まで省くとは

 

上記の運動用DVDの例から考えてみます。運動用DVDの手間は、運動着に着替える、周りを片づけて運動できるスペースを確保する、テレビつける、DVDデッキの電源をつける、再生する…少し考えるだけでも、これだけの手間が挙げられます。これだけの手間があると「さて、やるか!」という気合が必要です。そのうち、その気合もなくなって運動着に着替える等の手間が面倒くさくなります。最後には、運動をしなくなり運動用DVDの存在すら忘れてしまいます。

 

そうならない為に、上記の運動着に着替える等の手間を1つずつなくしていくのです。例えば、運動着は部屋着と兼用にすることが挙げられます。そうすれば、わざわざ運動着に着替える手間が省けます。

 

また、現実的ではありませんが、テレビは常に運動用DVDが流れている状態にすることです。そうすれば、テレビをつけたり、DVDデッキの電源をつけたりという手間が省けます。このように考えうる手間を省いていけば、後は体を動かすだけなので、目標に対する行動が継続しやすくなります。

 

しかし、運動用DVDは次々に新しいものが出てきます。この現実を考えると、誰も上手くいっていないことが良く分かります。私もその一人ですから。

 

私が上手くいっている手間を省く例としては、お腹回りのぜい肉対策にバランスボールをテーブルの椅子代わりにすることです。テーブルの椅子がバランスボールなので、食事の時やテレビを見る時には必ずバランスボールに座ります。後は脚をあげたりするだけで運動が出来るので、ずっと継続できています。

 

日常的行動の一部に組み入れるとは

 

私のバランスボールの例が分かりやすいと思います。バランスボールが食事をしたりテレビを見たりする時に座るという日常的行動の一部に組み入れられています。すると、食事をしたりテレビを見たりしていた椅子を離れて、運動をする為にわざわざバランスボールに座りなおすという手間が省けます。

 

しかも、座るという日常的行動の一部がすでにバランスボールに座ることになっているので「さて、やるか!」という気合も必要なく、後は行動を起こすだけという状態です。だから私のバランスボール運動は長いこと継続できているのです。

 

他にも、歩くという日常的行動も私の運動に変わっています。背筋を伸ばして腹筋に力を入れて歩いたりしています。また、鞄も肩からかけるタイプの鞄は使いません。重くても手で持って歩いています。鞄を手で持って歩くという行動は私の日常的行動なので、その鞄を意識していろいろな方法で持ち上げたりすることで、ダンベル体操のような運動になっています。

 

歩く例でも鞄の例でも、運動する為に準備する手間は何一つありません。その理由は、歩くことも鞄を持つこともすでに日常的行動の一部だからです。そうなると後は行動するだけなので、意識するのみで長く継続する事が出来ます。

 

長く継続した結果どうなるでしょうか。例えば、椅子がバランスボールじゃないと何だかそわそわするようになります。また、歩く姿勢も正しい姿勢じゃないと気持ち悪く感じるようになります。鞄でも、リュックにしたら手が何だか手持無沙汰のような感覚になります。

 

これは、手間をなくして日常的行動に組み入れることで、バランスボール等がいつのまにか「慣れて」しまったからです。こちらの記事で記載したように、慣れる為には徐々に神経回路を太くして神経伝達スピードを上げていく必要があります。それにはどうしても時間がかかります。その時間が面倒くさくて億劫なので、決めた目標を継続できない人が多いのです。変化を望まない人が多いのもこれが原因です。

 

まずは「日常的行動に組み入れる」「出来るだけ手間を省く」の2点を意識してください。そして初めは慣れる目標のハードルを低くしてください。慣れるまでの時間の面倒くささや億劫感を緩和させる為です。この考え方がインストール出来れば、決めた目標を達成する為にはどのような行動をしたら良いのかが見えてきます。是非試してみてください。

 

 

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