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相手と同じことをすると好感度が増す(ミラーリング効果)

 

あなたが会議で、実績をのばす為に「このような方法を取り入れたほうが良いのではないか」と提案したとします。その方法をみんなが実践してくれているのを見たら、あなたはどう思うでしょうか。嬉しく思うという方が圧倒的に多いと思います。

 

この心理はミラーリング効果が関係しています。ミラーリング効果とは、相手の行動や言動を真似ることで、相手は自分に対して好感を抱きやすくなるというものです。

 

相手の行動や言動を真似ると、相手は自分に対する「尊敬」や「好意」の気持ちであると受け取りやすくなります。よって、具体的に「尊敬しています」とか「好きです」という言葉に表さなくても、相手に好感を伝える方法として活用できるのです。

 

ミラーリング効果を活用する例を挙げます。机で向かい合って座っていると仮定すると、相手が飲み物を飲んだら自分も飲む。相手が足を組んだら自分も組むというイメージです。

 

実際に効果はあると思うので「相手が足を組んだら自分も組む」のような方法自体は否定はしませんが、私は足を組むような細かい部分でミラーリング効果を活用することはしません。理由は、足を組む等の細かい部分をミラーリングしても、相手は気付かない確率が高いですし、気付いたとしても何だか気持ち悪いと私なら思ってしまうからです。

 

ミラーリング効果を連発するのもお薦めできません。自分が買ったのものを買ってきたり、自分の行動を取り入れてくれたりすると最初は嬉しいですが、真似され続けると「ストーカーみたいだな」とか「うっとおしいな…少しほっといてくれよ」と思われてしまい、せっかくの苦労が逆効果になってしまうからです。

 

下の兄弟がいる方だと理解しやすいかと思いますが、弟や妹が自分の真似をしているのを見ると、最初はかわいいと思いますが、それが続くとうっとおしくなります。それと一緒の原理です。

 

私がミラーリング効果を活用している方法は「相手が気づきやすい行動を真似して、それをちゃんと報告する」というものです。

 

例えば、医師の趣味が釣りだったとします。あなたは釣りをやったことがありません。そこで、釣りの醍醐味や楽しさはどこにあるのか医師に話を聞きます。その上で実際に釣りに行って、その感想を相手に伝えるのです。

 

「○○先生、先週末に初めて釣りに行ってきました。○○先生がおっしゃっていた釣りの醍醐味と楽しさが理解できました。他にも、釣りにはこういうところが魅力だなと感じました」というように、釣りを真似るというミラーリング効果だけで終わるのではなく、自分の感想やポジティブな意見を織り交ぜて話すと相手から好感を得やすくなります。

 

せっかくのミラーリング効果も、相手に気づいてもらわなければ意味がありません。特に相手が好きなものの中でも、一番夢中になっているものを真似すると好感を持ってもらえる確率が格段に上がります。

 

ミラーリング効果は医師とのメールでも活用できます。例えば、医師が送ってきたメールの内容に「!」や「(笑)」が含まれていたとします。MRは礼儀としてメールの内容にこのような表現を加えることに躊躇しますが、医師が使っているのであれば、私は同じように「!」や「(笑)」を使って返信します。

 

また出来るだけ同じ文量を書きますし、「(笑)」等も同じ数だけ使います。言葉の表現も相手に合わせます。相手のメールの書き方や表現を真似るだけでもミラーリング効果が働きます。

 

これは自分に当てはめると理解できるかと思います。例えば、後輩とメールしているとします。こちらが絵文字や顔文字を使ってメールを送っても、相手が全く使っていなかったら寂しい気持ちになります。同じように、医師もMRにせっかく絵文字や顔文字を使って送ったメールが「。」だけだと寂しく感じるのです。

 

ミラーリング効果を活用する場合、まずは相手が最も注力しているものを真似て、それを感想も交えて報告してみてください。相手は自分が熱中しているものを認めてくれたと思い、あなたに好感を持ってくれます。

 

このミラーリング効果は、メールや手紙のような文章、表情のようなボディーランゲージ、電話のような音声でも働きます。メールなら相手が「(笑)」と使ったら使いましょう。電話でも会話でも、相手が楽しそうであれば楽しそうに話しましょう。コミュニケーションは「自分視点ではなく、相手視点」で行うことが重要です「主導権は相手にある」と考えてコミュニケーションを行えば、必然とミラーリング効果を活用できるようになります。

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