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相手と自分の体の距離感で親密度がわかる(パーソナル・スペース)

 

電車やバスで、座席に座っている人たちが一定の間隔を空けて座っていることに気付いているでしょうか。そもそも自分も一定のスペースを空けて座るという人も多いと思います。

 

私は座席に座るときは絶対端の席に座りますし、立つときは車両の角か、扉と座席の角を陣取ります。なぜこのような現象が起こるのでしょうか。それは自分のパーソナルスペースを守ろうとしているからです。

 

パーソナルスペースとは、一言で言うと「自分の縄張り」の広さのことです。パーソナルスペースは親密な人であればあるほど狭くなります。恋人だとくっついてきても問題ないことが良い例です。しかし、初対面の人等の全く知らない人に対するパーソナルスペースは広くなります。このようにパーソナルスペースは、相手によって狭くなったり広くなったりするのです。

 

電車やバスでは初対面の人がほとんどです。初対面の人に対するパーソナルスペースは広くなりますし、パーソナルスペースに全く知らない他人が侵入してくると不快感を覚えます。よって座席では他人と一定のスペースを空けますし、隣に誰か来る確率の少ない端の席や車両の角を選ぶのです。

 

それに対して恋人のような親密な人の場合、警戒心も薄く、不快感も抱きにくくなりますので、パーソナルスペースは初対面の人に比べて狭くなります。しかし、親密度にもレベルがあります。例えば、恋人同士であればぴったりくっついても問題ないですが、友達レベルの男女であれば、特に女性はぴったりくっつかれると不快感を覚えます。

 

このように、親密な人(Ex.家族や恋人)の場合のパーソナルスペースと、社交的関係(Ex.医師や上司)の場合のパーソナルスペースは広さが違います。その具体的な距離はエドワード・ホールという学者が導き出していますが、この概念を理解できてれば問題ないので、詳しい距離の記載は省略します。

 

特筆すべきことは、男性と女性によってパーソナルスペースの形が違うということです。自分を中心に円を書いたものが女性のパーソナルスペースで、左右と後ろのスペースが狭く、前に伸びた楕円形の形が男性のパーソナルスペースです。

 

上記の友達レベルの男女を例に取ってみます。男性は友達レベルの女性が真横に来てもほぼ問題ありませんが、女性の場合は不快感を示す人がいます。これは女性と男性のパーソナルスペースの形の違いによって起こるものです

 

女性は自分を中心に円を書いたパーソナルスペースを持っているので、男性が真横に来るとパーソナルスペースを侵害されていることになります。一方男性は左右と後ろのパーソナルスペースが狭く設定されているので、あまり不快感を覚えることはありません。

 

これはMR活動でも気をつけなければいけない点です。女医さんの場合、話しかけるときは3m以上の距離を保ってから話しかけたほうが良いです。それ以内に入って急に話しかけると、相手のパーソナルスペースに無断で入っていることになりますので「この人距離が近いな」とか「急に話しかけないでよ」とか、あなたに対してマイナスなイメージを持たれかねません。

 

男性の医師の場合は、ある程度仲良くなったらそこまで気にしないで良いですが、常識的な距離を保ちながら話しかけた方が良いです。

 

まとめますと、こちらが問題ないと思っている距離感であっても、相手は不快感を覚える距離かも知れないということです。相手との距離を詰める場合は、相手の顔色や行動を確かめながら詰めるようにしましょう。

 

また、この概念を理解しておけば「相手ともっと仲良くなりたい」、もしくは「どのくらいの親密度があるのか確かめたい」という場合に活用できます。

 

男性は、左右と後ろのスペースが狭く、前に伸びた楕円形のパーソナルスペースを持っています。よって、医師が男性の場合、正面に立てる距離を少しずつ狭めていけば、医師との親密度を上げることができます。また、どれぐらいの距離まで近づけるかで自分との親密度をはかることもできます。

 

女性は自分を中心に円を書いたパーソナルスペースを持っています。よって、医師が女性の場合、横に立てる距離を少しずつ狭めていけば医師との親密度を上げることができますし、親密度をはかることも可能です。

 

これはあくまでも法則内での話です。ひとそれぞれパーソナルスペースの広さに違いがあります。一概に記載した概念を全ての人に当てはめないようにしてください。医師とのコミュニケーションを始める前から損しないように、パーソナルスペースも意識してみてください。

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